羽賀研二未公開株事件の全貌。2次被害はどうして起こってしまうのか?
- 羽賀研二未公開株事件の全貌
- 羽賀研二未公開株事件の被害額
- 羽賀研二未公開株事件の二次被害
こんにちは、副業マイスターのタカハシです。
未公開株詐欺の代表的な事例として、元タレント・俳優の羽賀研二が起こした事件について詳しく解説します。
羽賀研二は、医療関連会社の未公開株を高値で売りつけて約6億円の被害を出しました。
また、返金を求めた被害者に対して恐喝を行ったり、財産隠しを行ったりしました。
この事件は、日本の芸能界に大きな衝撃を与えたと言われています。
未公開株詐欺に関心のある方は、ぜひお読みください。
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羽賀研二未公開株事件の未公開株
※未公開株とは、証券取引所に上場していない企業の株式のことです。
非公開株やプライベート・エクイティーとも呼ばれます。
未公開株は、一般には売買できないので、上場予定のある企業や成長性の高い企業の株式を安く手に入れることができれば、大きな利益を得る可能性があるでしょう。
しかし、未公開株にはリスクも多く、上場しなかったり、上場後に株価が下落したりすることもあります。
また、未公開株の販売は金融商品取引法で規制されており、登録されていない業者からの勧誘は違法であり、詐欺の可能性が高いです。
未公開株に関心がある方は、十分に注意してください。
代表的なな未公開株詐欺の手口
未公開株詐欺とは、証券取引所に上場していない企業の株式を高値で売りつけて詐欺を行うことです。
未公開株詐欺には、様々な手口がありますが、代表的なものを以下に紹介します。
劇場型
劇場型の詐欺は、複数の業者が登場し、うまい話を信用させ、金銭を騙し取ろうとする手口です。
例えば、ある業者が未公開株の勧誘を行い、別の業者がその会社の上場予定や業績などを肯定的に語り、さらに別の業者がその会社の株式を高値で買いたいと申し出るというようなシナリオです。
これらの業者はすべて共謀しており、被害者はその演技に騙されて未公開株を購入してしまうでしょう。
名義貸し型
名義貸し型の詐欺は、株や社債の勧誘のために名義を貸してくれと依頼し、それに応じた人を、後に違法行為の当事者に仕立てあげて、金銭を騙し取ろうとする手口です。
例えば、ある業者が自分の会社の未公開株を売りたいが名義が足りないと言って名義を貸してくれるよう頼み込みます。
その後、その名義で未公開株を購入したことにして、その株券や預り証を渡します。
しかし、その株券や預り証は偽造されたものであり、実際には何も購入していません。
その後、その名義でインサイダー取引やマネーロンダリングなどの違法行為が行われたと言って恐喝するというような手口です。
被害回復型
被害回復型の詐欺は、以前に詐欺被害にあった被害者に対し、被害金額を回復できると持ち掛け、その後、何かと理由をつけて金銭を騙し取ろうとする詐欺です。
例えば、ある業者が以前に未公開株詐欺にあった被害者に連絡して、「当時購入した未公開株が上場することになった」と言って喜ばせます。
しかし、「上場するためには手数料や税金などが必要だ」と言って、その費用を支払うよう要求します。
被害者は、被害金額を回収できると信じて、その費用を支払ってしまいますが、その後、業者と連絡を取ることはできません。
未公開株詐欺にひっかからないようにするために
未公開株詐欺に引っかからないためには、以下のようなことをすると良いでしょう。
高利回りや元本保証などのうまい話に惑わされないようにしましょう。
投資にはリスクが伴うので、常識外の利益を約束する話は信用してはいけません。
相手方業者の登録や信用状況などを十分に確認すること。金融商品取引法では、金融商品の勧誘や販売を行う業者は登録が必要である。登録されていない業者からの勧誘は違法であり、詐欺の可能性が高いです。
契約内容や手数料などをよく理解し、契約書や説明書などをしっかり読み、不明な点や疑問点は確認しましょう。また、手数料や返金条件なども把握しましょう。
不審な勧誘や被害に遭った場合には、速やかに警察や金融庁などの公的機関に相談することが重要です。被害が拡大する前に早めに対処しましょう。
以上のことを心がければ、未公開株詐欺に引っかからない可能性が高まります。
投資詐欺は様々な手口で行われていますので、常に最新の情報や分析を参考にすることも重要です。
羽賀研二未公開株事件の手口
羽賀研二は、知人の不動産会社社長に、上場間近の医療関連会社の未公開株を高値で売りつけました。
しかし、その会社はすでに経営破綻しており、羽賀は株の元値を隠して約3億7000万円の利益を得ていたのです。
また、返金を求めた被害者に対して、元プロボクサーの渡辺二郎や暴力団関係者と共謀して恐喝を行っていました。
羽賀研二未公開株事件の背景
羽賀研二は、1980年代から1990年代にかけてタレントや俳優として活躍していたが、2000年代に入ると仕事が減少し、借金や税金の滞納などで経済的に困窮していました。
そこで、自分が芸能人であることを利用して、知人やファンに未公開株を売りつける詐欺を始めたとされています。
羽賀研二未公開株事件の利回り
羽賀研二は、未公開株を1株40万円で仕入れて、1株120万円で売りつけていました。
つまり、1株あたりの利回りは200%でした。
被害者は、上場すれば何十倍もの利益が得られると信じ込まされていたが、実際には株は無価値であり、損失を被ったのです。
羽賀研二未公開株事件の容疑者
羽賀研二(本名:當眞美喜男):元タレント・俳優。詐欺罪・恐喝未遂罪で逮捕・起訴され、最高裁で懲役6年の刑が確定しました。
渡辺二郎:元プロボクサー:羽賀と共謀して被害者に恐喝未遂を行ったとして逮捕・起訴され、最高裁で懲役2年の刑が確定しました。
吉川銀二:俳優。羽賀の代理人として被害者と交渉したが、嫌疑不十分で不起訴処分となっています。
暴力団関係者2人:山口組系極心連合会の幹部。羽賀と共謀して被害者に恐喝未遂を行ったとして逮捕・起訴され、罪を認めて有罪が確定しています。
羽賀研二氏について
羽賀研二とは、日本のタレント、俳優、声優、実業家の一人です。1961年7月21日に沖縄県沖縄市で生まれました。
高校卒業後に上京し、ミュージカルやテレビドラマなどで活躍。
特に、初代いいとも青年隊として出演した『森田一義アワー 笑っていいとも!』で人気を博しました。
また、声優としては、『アラジン』や『ストリートファイターII』などの作品で主要な役を演じています。
しかし、羽賀研二は金銭問題や詐欺事件などで度々スキャンダルに巻き込まれました。
2007年には未公開株を高値で売りつけて詐欺を行ったとして逮捕・起訴され、懲役6年の実刑判決が確定。
2019年には自分の不動産を元妻に偽装譲渡して差し押さえを免れようとしたとして再び逮捕・起訴され、懲役1年2か月の実刑判決が確定しています。
2021年に再出所した後は、沖縄の人材派遣会社で働きながら芸能活動を再開しました。
2023年7月には「愛本店」でホストデビューしています。
羽賀研二は変わらずかっこいい姿を見せていますが、今後の活動に注目が集まっています。
羽賀研二未公開株事件の被害額
羽賀研二は、医療関連会社の未公開株を高値で売りつけて詐欺を行いました。
その被害額は、約6億円とされています。
そのうち、約3億7000万円は大阪市内の不動産会社社長であるA氏から騙し取ったもので、残りの約2億3000万円は他の被害者から騙し取ったものと推測されています。
被害者の数と傾向
羽賀研二が未公開株を売りつけた被害者の正確な数は不明ですが、少なくとも20人以上に上ると言われています。
その中には、元歯科医や元銀行員などの一般市民や、元プロ野球選手や元タレントなどの芸能関係者も含まれています。
傾向としては、被害に遭っても訴訟や告発をしなかった人々であることです。
羽賀研二に対して訴訟や告発をした人々はごく少数であり、多くの被害者は沈黙を守りました。
その理由としては、恥ずかしさや面倒くささ、また羽賀研二からの報復や暴力団との関係を恐れたことなどが挙げられます。
羽賀研二未公開株事件の被害者団体
羽賀研二の被害者は、羽賀に対する刑事告訴や民事訴訟を行うために、被害者団体を結成しました。
被害者団体の代表は、最大の被害者である不動産会社社長です。
被害者A
この事件の被害者は、大阪市内の不動産会社社長であるA氏です。
A氏は、2001年に羽賀から未公開株の売買を持ちかけられ、4回の分割払いで約3億7000万円を支払いました。
しかし、A氏が購入した価格は1株120万円で、実際の購入価格の1株40万円の3倍であり、羽賀は2億数千万円の利益を得ていました。
また、A氏が購入した医療関連会社は、2001年8月に経営破綻しており、羽賀はその事実を隠しています。
A氏は、羽賀に対して約4億円(未公開株の代金と別の未返済の融資約3000万円)の返還などを求めましたが、羽賀は拒否して連絡を絶ちました。
A氏は、羽賀と交わしていた「上場後に損失が出たら、元本を保証する」という確認書を元に民事裁判に提訴しました。
2016年に大阪地裁が請求通り3億9000万円を支払う判決を出し、確定しています。
しかし、羽賀は民事裁判中に妻と離婚し、沖縄県内に所有する不動産をすべて妻名義に書き換えて財産隠しを行いました。
このことが発覚し、2019年に強制執行妨害などの容疑で羽賀と元妻が逮捕されました。現在は那覇地裁で裁判が行われています。
この事件により、A氏は大きな損害を被りました。A氏は不動産業者としてビジネスを展開していましたが、羽賀から騙し取られた金額が返ってこないために資金繰りに行き詰まり、大阪市内の中心地に持っていた6階建てのビルが競売にかけられて他人の手に渡ってしまいました。
また、2019年に脳梗塞で倒れて療養する身となりました。
羽賀から4億円を取り戻す戦いはまだ終わっていません。
「羽賀は私から騙し取った金で沖縄に不動産を所有し、月に300万円も稼いで夫婦共々、悠々自適に暮らしている。こんな話があっていいと思いますか!」
「羽賀が4億円を返さないため資金繰りに行き詰まり、‘09年には大阪市内の中心地に持っていた6階建てのビルが競売にかけられ、安いお金で他人の手に渡ってしまった。私は不動産業者として、そのビルを抵当に入れて別の土地を買い、そこに家を建てて売るというビジネスをしていました。でも、今はそれが出来なくなってしまった。今は何とか1か月に20万円稼げるかどうかという生活。すべてを失い、こんなに落ちぶれてしまいましたよ。これもすべて羽賀に関わったから。何とか羽賀が今回も有罪になり、賠償金を取り戻したいですね」
羽賀研二未公開株事件の2次被害
羽賀研二の事件は、被害者だけでなく、関係者や社会にも様々な影響を与えています。
羽賀研二の元妻である當眞麻由は、羽賀と共謀して財産隠しを行ったとして逮捕・起訴されました。
彼女は離婚後も羽賀と同居しており、「夫婦仲が良くなくて離婚した」という羽賀の主張は偽装離婚だったことが明らかになりました。
羽賀研二の元歯科医である男性は、裁判で偽証を行ったとして逮捕・起訴されています。
彼は羽賀と親密な関係にあり、羽賀の無罪を主張するために、未公開株の売買に関する虚偽の証言をしたとされます。
羽賀研二の事件は、芸能界にも波紋を広げました。
羽賀と交友のあったタレントや俳優は、未公開株の売買に関与していたかどうかが注目されました。
例えば、俳優の松田優作は、羽賀から未公開株を買っていたことが発覚し、世間から批判を受けています。
社会に与えた影響
羽賀研二の事件は、日本社会に様々な影響を与えました。
投資詐欺の被害者が増加しています。
羽賀研二の事件以降、未公開株や仮想通貨などを使った投資詐欺が多発し、多くの人々が被害に遭いました。
特に高齢者や女性がターゲットにされる傾向が強まったのです。
それにより、投資教育の必要性が高まりました。
投資詐欺に引っかからないためには、投資に関する知識や情報が必要であることが認識されました。
金融庁や消費者庁などの公的機関は、投資教育や啓発活動を強化しています。
その他、芸能界のイメージが低下しました。
羽賀研二の事件は、芸能人の金銭問題や不祥事を浮き彫りにしたのです。
芸能人の信用や人気が失墜し、仕事やスポンサーが減少するケースもありました。
まとめ
羽賀研二未公開株事件とは、元タレント・俳優の羽賀研二が、医療関連会社の未公開株を高値で売りつけて詐欺を行った事件です。
羽賀は、約6億円の被害を出し、懲役6年の刑が確定しました。
この事件は、投資詐欺に注意する必要性や芸能界の闇を示す事件として、日本社会に大きな影響を与えた事件と言っても過言ではありません。
現在同様の事件が起こるかと言われると難しいかもしれませんが、「著名人」を広告塔にしたものは非常に多いので注意が必要だと言えるでしょう。
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