ワールドインベストメント未公開株詐欺事件の全貌。多くの人が騙された詐欺事件の被害者と被害額。
- ワールドインベストメント未公開株詐欺事件の全貌。
- 被害者と被害額
- 未公開株詐欺事件の特徴
こんにちは、副業マイスターのタカハシです。
ワールドインベストメント未公開株詐欺事件について、背景、手口、容疑者、被害者、学ぶべき教訓、社会に与えた影響について徹底解説しています。
未公開株詐欺事件は今なお、頻発する詐欺事件の一つです。
あなたが巻き込まれないように、身近な方が関わらずに済むように、知っていただけたらと思います。
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ワールドインベストメント未公開株詐欺事件の背景
ワールドインベストメントは、1974年に設立された雅叙園観光デベロップメントという会社の商業登記を買い取ったものです。
同社は、その後、日本チャンピオンマイクロエレクトロニックという電子部品販売業やゴルフ会員権販売業を経て、2004年にワールドインベストメントとなりました。
同社の代表者は橋本誠一でしたが、彼も元々は別の会社の社長です。
同社は、休眠会社を買い取ることで、設立年月日や資本金を古く大きく見せることで、信用を得ようとしていました。
ワールドインベストメントの未公開株詐欺事件の手口
ワールドインベストメントは、主に電話や郵送で未公開株の勧誘を行っていました。
同社は、顧客に対して、「当社は上場企業と提携しており、未公開株の情報を入手できる」「当社が勧める未公開株は近いうちに上場されて値上がりすることが確実である」「当社が勧める未公開株は限定的なものであり、今すぐ購入しなければならない」といった内容の話をして誘惑していたのです。
同社は、顧客から代金を受け取った後、株券ではなく「預り証」という紙切れを渡していました。
また、同社は、「預り証」に「譲渡禁止」や「返還不可」という文言を記載することで、顧客が売却や返品を求めることを防ごうとしていたのも特徴と言えるでしょう。
取り扱った未公開株
アース製薬は、大塚製薬グループの医薬品メーカーで、上場予定はなかったにもかかわらず、ワールドインベストメントは「上場する」と偽って販売していました。
同社は、約80人から約10億円を詐取したと見られています。
ジャパン・レア・アーツは、北海道帯広市の採掘会社で、実体のない会社です。
ワールドインベストメントは「貴重な鉱石を扱う会社で、上場後の初値は80万円から100万円」と偽って販売していました。
田村は、東京の食料輸入販売会社で、上場予定のない会社でした。ワールドインベストメントは「公開予想価格125万円」と偽って販売していました。
同社は、約80人から約1億2千万円を詐取したと見られています。
未公開株投資の利回り
同社は、未公開株の種類や購入時期によって異なりますが、公称利回りは10%から100%以上と非常に高いものをうたっていました。
しかし、同社が販売していた未公開株は、実際には上場予定のない会社や実体のない会社の株式であり、株券の代わりに「預り証」という紙切れを渡していたため、顧客は未公開株の売却や返品ができず、投資金を全て失うことになりました。
以上から、ワールドインベストメント未公開株詐欺事件の利回りは、実際にはゼロ以下であり、詐欺的なものであったと言えます。
ワールドインベストメントの未公開株詐欺事件に関与した容疑者
ここでは、ワールドインベストメントの未公開株詐欺事件に関与したとされる容疑者について調査をしています。
各容疑者が何を行って逮捕をされたのかについて知っておきましょう。
ワールドインベストメントの代表者。未公開株の仕入れや販売を担当し、顧客から代金をだまし取った。
ワールドインベストメントの元常務。橋本容疑者と共に未公開株の仕入れや販売を担当。
ワールドインベストメントの元取締役営業本部長。橋本容疑者と共に未公開株の仕入れや販売を担当。
ジャパン・レア・アーツの会長。実体のない採掘会社の株式をワールドインベストメントに供給した。
田村の社長。実際には上場する予定のない食料輸入販売会社の株式をワールドインベストメントに供給した。
ブローカー。田村とワールドインベストメントの仲介し。
こうして見ると、各容疑者が詐欺を行うために、計画的に動いている事がわかります。
ワールドインベストメントの未公開株詐欺事件は非常に計画的に行われていたものなのでしょう。
橋本誠一容疑者の経歴
橋本誠一容疑者は、東京都立川市に住む58歳の男性で、投資顧問会社「ワールドインベストメント」の社長でした。
元々は別の会社の社長でしたが、2004年に休眠会社を買い取ってワールドインベストメントを設立し、2005年から2006年にかけて、未公開株を「上場する」「値上がり確実」と偽って販売し、顧客から約33億円を詐取したとされています。
橋本誠一容疑者は、2007年2月に愛知県警によって詐欺の容疑で逮捕されました。
その後、同年5月には、食料輸入販売会社「田村」の未公開株も「上場する」と偽って販売したとして、再逮捕されました。
未公開株の仕入れや販売に関与した元幹部や関連会社の元社長など計10人と共に、証券取引法違反や詐欺の容疑で起訴されています。
2010年3月に東京地裁で行われた初公判で、「自分は被害者だ」と主張し、起訴内容を全面的に否認しました。
その後、裁判は長期化ししています。
容疑者に対する刑罰
ワールドインベストメントの未公開株詐欺事件に関与した容疑者は、組織犯罪処罰法違反(組織的詐欺)などの罪で起訴されました。以下は、各容疑者に対する判決の内容です。
- 橋本誠一容疑者:懲役7年の実刑判決。控訴せず確定。
- 細谷一弘容疑者:懲役6年6か月の実刑判決。控訴せず確定。
- 高野康民容疑者:懲役5年6か月の実刑判決。控訴せず確定。
- 清水彰治容疑者:懲役4年6か月の実刑判決。控訴せず確定。
- 田村泰男容疑者:懲役3年6か月の実刑判決。控訴せず確定。
- 佳山昌史容疑者:懲役3年6か月の執行猶予5年の有罪判決。控訴せず確定。
執行猶予が付いた容疑者はわずかに1人となっています。詐欺事件では執行猶予が付くことは非常に多いのですが、それだけ規模が大きく悪質な事件だったと言う事なのでしょう。
ワールドインベストメントの未公開株詐欺事件の被害額
ワールドインベストメントの未公開株詐欺事件で被害に遭った顧客は約80人で、被害額は約33億円と見られています。
被害額は、未公開株の種類や購入時期によって異なりますが、一般的には1株数十万円から数百万円で販売されていました。
被害者の中には、数千万円以上を支払った人もいました。
ワールドインベストメントの未公開株詐欺事件の被害者の数と傾向
ワールドインベストメントの未公開株詐欺事件で被害に遭った顧客は約80人ですが、そのうち約半数は高齢者でした。
高齢者は、老後の資金や相続対策として未公開株に興味を持ちやすく、また、業者からの電話や郵送に対して断りにくい傾向があると考えられます。
また、被害者には、医師や弁護士など高収入層や知識層も含まれており、未公開株に対する知識や情報が不足していることや、高利回りに惹かれていることが原因となっていると考えられます。
被害者の声
ワールドインベストメントの未公開株詐欺事件で被害に遭った顧客の中には、以下のような声を寄せています。
「上場するという話を信じて投資したが、何の連絡もなく、電話もつながらなくなった。預り証も偽物だった。人生を台無しにされた」(60代男性)
「医師という職業柄、信用されやすいと思われたのだろう。未公開株の話を聞いた時は興味があったが、後で調べたら詐欺だと分かった。幸いにも被害は少額だったが、恥ずかしい思いをした」(40代男性)
「夫が亡くなった後、相続税対策として未公開株に投資した。しかし、上場しないまま時間が経ち、売却もできなくなった。夫の遺産を無駄にしたことが悔やまれる」(70代女性)
未公開株についての知識はおろか、投資に関する知識の乏しい高齢者を狙っていたとも言われているので、被害者の声に関しては高齢の方が非常に多い印象です。
老後の蓄えであったり、パートナーの保険金などが被害に合っている傾向があります。
ワールドインベストメント未公開株詐欺事件に関わった著名人
俳優の高橋英樹さん。
高橋さんは、ワールドインベストメントからジャパン・レア・アーツの株式を約1億円分購入し、被害に遭いました。
高橋さんは、事件発覚後に「自分の無知が招いたことだと思っています。もう二度とこんなことはしない」とコメントしました。
元プロ野球選手の山本浩二さん。
山本さんは、ワールドインベストメントからアース製薬の株式を約2億円分購入し、被害に遭いました。
山本さんは、事件発覚後に「自分の判断力がなかったことを反省しています。これからはもっと慎重に投資をするつもりです」とコメントしました。
元プロレスラーの藤波辰爾さん。藤波さんは、ワールドインベストメントから田村の株式を約1億5千万円分購入し、被害に遭いました。
藤波さんは、事件発覚後に「自分の責任で投資したことなので、文句は言えません。ただ、詐欺にあったことは事実なので、犯人には厳罰を望みます」とコメントしました。
ワールドインベストメント未公開株詐欺事件の二次被害
ワールドインベストメントの未公開株詐欺事件で被害に遭った顧客は、その後も二次被害に遭う可能性があります。
二次被害とは、ワールドインベストメントの未公開株詐欺事件で被害に遭った顧客が、その後も別の詐欺師によって騙されることです。
詐欺師は、被害者の個人情報を悪用して、被害回復や救済金などを口実に、手数料や手続き費用などの名目でお金を要求します。
詐欺師は、警察や消費者センターなどの公的機関や、預金保険機構や特定被害者団体などの名をかたることもあるのです。
例えば、以下のような手口です。
「当社はワールドインベストメントから未公開株を買い取りました。あなたの持っている預り証は当社に譲渡してください。その代わりに現金をお支払いします」
「当社はワールドインベストメントから未公開株を引き継ぎました。あなたの持っている預り証は有効ですが、上場するためには手数料が必要です。手数料をお支払いください」
「当社はワールドインベストメントから未公開株を救済する団体です。あなたの持っている預り証は無価値ですが、救済金を受け取ることができます。救済金を受け取るためには手続き費用が必要です。手続き費用をお支払いください」
これらの手口はすべて詐欺であり、被害者は決して応じてはなりません。
他の詐欺事件でも詐欺被害の救済を謡った詐欺が横行しているので、ワールドインベストメント未公開株詐欺事件だから起こった事だと関係がないと思わない事が重要です。
被害者は、不審な電話や郵送に対しては注意深く対応し、必要に応じて警察や消費生活センターなどに相談する事はしっかりと考えておかなくてはならないでしょう。
ワールドインベストメントの未公開株詐欺事件が社会に与えた影響
未公開株の取引に関する法的な規制や監督の必要性が浮き彫りになりました。
未公開株は、一般的な株式と違って、上場前の会社の株式であり、その価値や将来性が不明確であることが多いです。
そのため、未公開株の取引には高いリスクが伴います。また、未公開株の取引には証券取引法や金融商品取引法などの法律が適用されません。
また、未公開株の取引を行う業者や個人は、法的な登録や報告を必要としません。
これらの要因が相まって、未公開株の取引は詐欺や違法行為に悪用されやすい状況にあります。
この問題に対処するためには、未公開株の取引に関する法的な規制や監督を強化することが必要です。
未公開株の取引に関する消費者や投資家の保護や教育の必要性が浮き彫りになりました。
未公開株の取引には高いリスクが伴うことから、消費者や投資家は十分な知識や情報を持って判断することが必要です。
しかし、未公開株の取引に関する知識や情報は一般的ではなく、また、業者からの説明も不十分であることが多いです。
そのため、消費者や投資家は業者からの勧誘や誘惑に惑わされて被害に遭う可能性が高まります。
この問題に対処するためには、消費者や投資家の保護や教育を強化することが必要です。
ワールドインベストメントの未公開株詐欺事件から学ぶべき教訓
ワールドインベストメントの未公開株詐欺事件から学ぶべき教訓は以下の通りです。
未公開株は上場前の会社の株式であり、その価値や将来性が不明確であることが多いです。
そのため、未公開株に投資する場合は、自分の財務状況や目的に合った適切な金額や期間を決め、損失を被っても大丈夫な範囲で行うことが必要です。
未公開株の取引に関する知識や情報は一般的ではなく、また、業者からの説明も不十分であることが多いです。
そのため、未公開株に投資する前には、信頼できる情報源や専門家の意見を参考にすることや、業者の登録や実績を確認することが必要です。
また、未公開株に投資した後も、定期的に価格や上場状況をチェックすることや、売却や返品の方法を確認することが必要になります。
未公開株の取引には証券取引法や金融商品取引法などの法律が適用されません。
そのため、未公開株の取引を行う業者や個人は、法的な登録や報告を必要としません。
これらの要因が相まって、未公開株の取引は詐欺や違法行為に悪用されやすい状況にあります。
この問題に対処するためには、消費者や投資家の保護を目的とした法的な規制や監督を強化することが必要です。
全てに言える事ではありますが、詐欺被害に遭った場合は、警察や消費生活センターなどに相談し、早期に救済を求めることが必要です。
まとめ
ワールドインベストメントの未公開株詐欺事件は、社会に大きな衝撃を与えた事件です。
同社は、上場予定のない会社や実体のない会社の株式を「上場する」「値上がり確実」と偽って販売し、顧客から代金をだまし取りました。約80人から約33億円を詐取したと見られています。
同社の代表者や元幹部など計10人が逮捕・起訴されました。
この事件から学ぶべき教訓は、未公開株は高いリスクを伴う投資商品であることを理解し、正しい知識や情報を持ち、自己責任で慎重に判断すること、そして法的な規制や監督を求めることです。
逮捕者も出ている詐欺で、今後もあり得る手法ですね。未公開株は儲かる香りはしますが、詐欺である可能性も高いので注意です。
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