副業で利用する暗号資産でもロマンス詐欺が大流行。実際にあった詐欺の手口とは?
- 暗号資産でもロマンス詐欺が横行している
- ロマンス詐欺には3つのパターンがある
- ロマンス詐欺に掛からない為には?
こんにちは、副業マイスターのタカハシです。
みなさんはロマンス詐欺というものを知っているでしょうか?
インターネットが普及し、将来への不安から投資をすることが一般的になってきており、SNSで情報を取得することが珍しくなくなってきたため非常に増えている詐欺です。
「自分だけは騙されない。」と思っていても、SNSを通じ、半年、一年以上かけて親交を重ねていると「自分もやっている。」「一緒にやろう。」と言われると騙されたと思ってなくても詐欺に遭ってしまうこともあり得ます。
けれども、詐欺に遭ってしまってからでは遅いのです。(絶対に取り返せないという意味ではないです。)
そんなことにならないように、また周りの方が巻き込まれないようにするためにも、ロマンス詐欺について知っていただけたらと思います。
ロマンス詐欺はお金を奪われるだけです。自分のお金を守るのは非常に重要だと言えるでしょう。
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ロマンス詐欺とは?その特徴について
ロマンス詐欺とは、インターネット上の交流サイトやマッチングアプリなどで知り合った相手から金銭をだまし取る特殊詐欺のことです。
ロマンス詐欺には、投資型、恋愛型、友達型の3種類の手口があります。
相手に投資サイトを紹介して利益を出すように見せかけ、出金するためにさまざまな名目で送金を要求する手口です。
相手に結婚や同棲を約束して、旅費やビザ代、病気や事故の治療費などを送金させる手口です。
相手に友人や家族として親しくなって、借金や生活費などを送金させる手口です。
ロマンス詐欺の被害は、日本だけでなく、アメリカや欧州などでも多発しています。
2020年には、アメリカでロマンス詐欺の被害額が約1億4300万ドルに達したと報告されています。
ロマンス詐欺の犯人は、ナイジェリアやマレーシアなどのアフリカやアジアの国から、英国人や米国人などになりすまして、インターネット上で被害者(ターゲット)を探しています。
日本における詐欺被害の状況
令和2年における全国の特殊詐欺の認知件数の合計はおよそ1万3500件、被害額は278億円に上ります。
2019年の結婚相手紹介サービスにおけるトラブルの相談件数はおよそ1600件、出会い系サイトに関わるトラブルの相談件数は約8900件です。
ロマンス詐欺の投資型について
ロマンス詐欺の投資型とは、インターネット上で知り合った相手から、海外の投資サイトやアプリを紹介され、投資したら出金できなくなるという詐欺です。
以下に、ロマンス詐欺の投資型の手口の一般的な流れを示します。
ロマンス詐欺師は、SNSやマッチングアプリなどで、美男美女の写真や職業を偽って、ターゲットになりそうな人とコンタクトを取ります。
ロマンス詐欺師は、ターゲットと仲良くなるために、日常の話や恋愛の話などをします。そして、自分が投資で儲けているという話を持ち出し、ターゲットにも投資を勧めます。
ロマンス詐欺師は、ターゲットに自分が使っているという投資サイトやアプリを紹介し、まずは少額で試してみるように誘います。ターゲットが投資すると、サイトやアプリ上で利益が出ているように見せかけます。
ロマンス詐欺師は、ターゲットに信用させるために、自分も同じサイトやアプリで大きな額を投資していると言います。そして、ターゲットにももっと大きな額を投資するように促します。ターゲットが投資すると、サイトやアプリ上で利益が増えているように見せかけます。
ターゲットが投資したお金を出金しようとすると、サイトやアプリから「出金するには手数料や税金などが必要だ」と言われます。ターゲットが支払っても、出金できないばかりか、さらにお金を要求されます。ターゲットが支払いを拒否すると、ロマンス詐欺師やサイトやアプリとの連絡が途絶えます。
このように、ロマンス詐欺の投資型は、ターゲットの恋愛感情や投資への欲望を利用して、お金をだまし取る詐欺です。
また、手順が多いことから発覚までに時間が掛かるのも特徴で、警察の捜査においても難しいものとなるとも言えるのかもしれません。
ロマンス詐欺の恋愛型について
ロマンス詐欺の恋愛型とは、インターネット上で知り合った相手から恋愛や結婚をほのめかされ、恋人関係になったと思わせられる詐欺です。
以下に、ロマンス詐欺の恋愛型の一般的な流れを示します。
ロマンス詐欺師は、マッチングアプリやSNSなどで、美男美女の写真や職業を偽って、ターゲットになりそうな人とコンタクトを取ります。
ロマンス詐欺師は、ターゲットと仲良くなるために、日常の話や恋愛の話などをします。そして、自分が投資で儲けているという話を持ち出し、ターゲットにも投資を勧めます。
ロマンス詐欺師は、ターゲットに信用させるために、自分の家族や友人の写真や動画を送ったり、将来の話をしたり、愛の言葉を伝えたりします。ターゲットは相手に恋愛感情を抱くようになります。
ロマンス詐欺師は、何かと理由をつけて送金をお願いします。例えば、「荷物の配送費用や税関で没収された」「病気や事故に遭って治療費が必要だ」「会いに行くための資金が足りない」などです。ターゲットは相手を助けたいと思って送金します。
ロマンス詐欺師は、ターゲットからお金をだまし取った後、連絡が取れなくなります。ターゲットは詐欺にあったと気がつきますが、その時にはお金を取り戻すことはほぼ不可能です。
このように、ロマンス詐欺の恋愛型は、ターゲットの恋愛感情や投資への欲望を利用して、お金をだまし取る詐欺です。
ロマンス詐欺の友達型について
ロマンス詐欺の友達型とは、インターネット上で知り合った相手から友達として親しくなり、信頼関係を築いた後にお金を騙し取られる詐欺です。
以下に、ロマンス詐欺の友達型の一般的な流れを示します。
ロマンス詐欺師は、SNSや趣味のサイトなどで、ターゲットになりそうな人とコンタクトを取ります。相手の趣味や好みに合わせて自分のプロフィールや写真を偽ります。
ロマンス詐欺師は、ターゲットと仲良くなるために、日常の話や趣味の話などをします。そして、自分が投資で儲けているという話を持ち出し、ターゲットにも投資を勧めます。
ロマンス詐欺師は、ターゲットに信用させるために、長期間にわたって友達としてやり取りを続けます。ターゲットは相手を親友と思うようになります。
ロマンス詐欺師は、信頼関係を築いたあとに、「詐欺に騙されたからお金を貸してほしい」「治療費が払えないから貸してほしい」というようにお金を要求されます。ターゲットは相手を助けたいと思って送金します。
ロマンス詐欺師は、ターゲットからお金をだまし取った後、連絡が取れなくなります。ターゲットは詐欺にあったと気がつきますが、その時にはお金を取り戻すことはほぼ不可能です。
このように、ロマンス詐欺の友達型は、ターゲットの友情や投資への欲望を利用して、お金をだまし取る詐欺です。
基本的にはロマンス詐欺は、インターネットで知り合い、親交を深めながら詐欺へと陥れると考えた方がいいでしょう。
日本でのロマンス詐欺
日本でのロマンス詐欺は、近年急増している特殊詐欺の一種です。
マッチングアプリやSNSで知り合った外国人に恋愛感情を持たせて金銭をだまし取る手口です。
2021年度の相談件数は、新型コロナウイルスの影響もあって、コロナ禍前の40倍に上ったと報告されています。
海外のロマンス詐欺
ロマンス詐欺の被害額は、アメリカでは2020年に約324億円、イギリスでは約99億円、オーストラリアでは約32億円となっており、日本の特殊詐欺全体の被害額に匹敵するほどです。
有名なロマンス詐欺
ガーナの難民支援者を名乗り、親から相続した莫大な資産をもつ難民が、難民で有るがゆえ財産を国連に管理されており自由に移動できない、国内外に預けてある資金の海外送金に協力してほしい、と訴える。
あなたの口座を使って送金に成功した場合はその30 – 40%を支払うと持ちかける。
差出人に同情した者や「アフリカならそんなこともあるだろう」と汚い金の運搬に少し手を貸して巨額の金をもうけようと考えた者は、自分の口座を伝えて指定された口座へ送金手数料を振り込むが、予定の期日になっても自分の口座に大金は振り込まれず、口座に不正アクセスされて一銭残らず引き出され初めて騙されたと気づく。
被害者は、マネーロンダリングに飛びついたという後ろめたさから、被害届を出すことが少ない。
コンゴ民主共和国(旧ザイール)のかつての独裁者モブツ・セセ・セコの息子を名乗り、隠してある数百万ドルもの不正蓄財の移動を手伝ってほしいと訴える。
アンゴラ共和国反乱軍リーダーの娘と名乗るもので、死亡した父親の遺産数百万ドルが政府に没収されないよう協力してほしいと呼びかける。
ナイジェリア石油公社の関係者を自称するものでは、数百万ドルの裏金をナイジェリアの国外に持ち出す処理を行うために口座を利用させてくれれば、成功報酬としてその30 – 40パーセント (%) を支払うと持ちかける。
ナイジェリアの手紙
ナイジェリアの手紙とは、ナイジェリアやその周辺の国から送られてくる詐欺メールのことです。
相手は政府や銀行、石油会社などの高官や関係者を名乗り、巨額の資金を持っていると言います。
しかし、その資金を自由に使えるようにするためには、あなたの口座や手数料が必要だと言って、お金を騙し取ろうとします。
このようなメールには絶対に返信しないでください
舞台となる国はほとんどがナイジェリアだが、ジンバブエ、ガーナ、コートジボワール、南アフリカその他西アフリカ諸国が多用される。
詐欺の発信元はアムステルダム、ロンドン、マドリード、トロントなどアフリカからの移民が多く住む欧米の都市も多い。
ナイジェリアから詐欺メールが送られてくる理由は、いくつかあります。
一つは、ナイジェリアには石油や天然ガスなどの資源が豊富で、政治や経済の混乱により多くの不正な資金が流通しているというイメージがあることです。
このイメージを利用して、詐欺師は巨額の資金を持っていると偽り、協力者になるように誘惑します。
もう一つは、ナイジェリアには詐欺を取り締まる法律や制度が不十分で、詐欺師が逮捕されにくい環境にあることです。
ナイジェリアの刑法419条は、詐欺行為を禁止する法律ですが、実際には執行されていません。
また、ナイジェリアの警察や政府も、詐欺師と癒着しているという疑惑があります。
さらに、ナイジェリアから詐欺メールが送られてくる理由は、インターネットの普及により、詐欺師が世界中の人々に簡単にアクセスできるようになったことです。
詐欺師は、インターネット上で様々な情報を収集し、ターゲットに合わせて詐欺メールの内容を変えたり、偽のウェブサイトやSNSアカウントを作ったりしています。
ロマンス詐欺の事例
ロマンス詐欺には以前からあるような詐欺も含まれています。著名人からいきなりメールやメッセージが来ると言うのは、以前から良く見かける詐欺の手法なのですが、今でも「ロマンス詐欺」と名前が付けられて存在しているようです。
ハリウッドスターを名乗る人物に7500万円詐取された女性漫画家の事例。
この女性は、SNSで知り合った男性がブラッド・ピットだと信じ込み、投資や荷物の関税などの名目でお金を送り続けました。
しかし、実際には男性はナイジェリアの詐欺グループの一員で、ブラッド・ピットの写真を無断で使用していたのです。
イギリスの女性が、マッチングアプリで知り合った米国軍人を名乗る男性に約1億円詐取された事例。
この女性は、男性がアフガニスタンでテロに巻き込まれたという嘘の連絡を受け、治療費や飛行機代などを送金しました。
しかし、実際には男性は詐欺師で、米国軍人の写真や身分証明書を偽造していたのです。
日本の女性が、SNSで知り合った韓流俳優を名乗る男性に約1億円詐取された事例。
この女性は、男性が韓国の人気俳優チョン・ジフンだと信じ込み、投資や恋愛の証としてお金を送り続けました。しかし、実際には男性は詐欺師で、チョン・ジフンの写真や動画を盗用していたのです。
これらの事例からわかるように、ロマンス詐欺の手口は、相手の画像や発言から見分けることができます。
ロマンス詐欺師は、美男美女の写真を用いて、職業を医師や軍人などに偽り、日本に来るための費用や病気や事故の治療費などを送金させることが多いです。
ロマンス詐欺に遭わないために重要な事
ロマンス詐欺に合わないために重要な要素についてまとめてみました。
これだけをしておけば大丈夫と言う訳ではありませんが、知っておけば大方のロマンス詐欺には掛からない可能性もありますし、似ている事情があれば怪しいと感じとる事ができるでしょう。
- インターネット上で知り合った相手の情報や写真が本物かどうか確かめること
- 投資サイトやアプリの運営会社や登録状況、信頼性などを調べること
- リスクなく儲かる投資話には騙されないこと
- 送金や支払いを断ること
- 早めに相談すること
Google画像検索などを使って、相手の写真が他の人物のものでないか調べることができます。
また、日本の居住者に対して金融商品取引を行う場合は、金融商品取引業の登録が必要となり、暗号資産の取引に当たる場合は、暗号資産交換業者の登録が必要です。
登録がない場合は、詐欺の可能性が高いと言う事は知っておいた方がいいでしょう。
そして、投資には必ずリスクが伴います。
相手が自分の投資成果を自慢したり、大きな利益を約束したりする場合は、疑ってかかることが大切です。
相手から送金や支払いを要求されたら、断ることも重要です。相手が怒ったり、脅したり、甘えたりする場合は、詐欺の可能性が高いと言うことは知っておくべきでしょう。
不安や疑問に思ったら、消費生活センターや警察などに相談することができる事は覚えておくといいですね。
相談することで、被害を防ぐことや被害の拡大を防ぐことができます。
一人で考えるよりも、良い解決方法が見つかるかもしれませんし、騙されない可能性は高いと言えるのではないでしょうか。
まとめ
ロマンス詐欺とは、インターネット上で知り合った相手から恋愛や結婚をほのめかされ、信頼関係を築いた後にお金を騙し取られる詐欺です。
投資型、恋愛型、友達型の3種類の手口があります。
日本では、特殊詐欺の一種として多発しており、被害額は年々増加している為、他人事ではないと言う事は覚えておかなくてはなりません。
ロマンス詐欺に遭わないためには、相手の情報や写真、投資サイトやアプリの信頼性などを確認し、送金や支払いを断り、早めに相談することが大切です。
ロマンス詐欺は名前だけ聞いたことがある方も多いかと思いますが、副業関連でも被害が出ているのでお気をつけください。
当サイトでは調査して欲しい【副業】などをLINEにてお待ちしております。
また、稼ぐ事の出来そうな副業情報や、怪しい副業の情報も定期的に配信しているので、ご相談などなくても、LINEでの友達登録をしてみてください。
稼げる副業と稼げない副業があると知っているだけで、考え方は楽になるはずです。
是非その方法を知っておいてください。