「神世界事件」副業として行ってはいけない霊感商法
- 霊感商法の「神世界事件」
- 神世界事件で逮捕に至るまでの道のり
- 組織的活動がポイント
こんにちは、副業マイスタータカハシです。
神世界事件とは、2000年代に日本で起こった霊感商法詐欺を中心とした一連の疑惑や事件のことです。
神世界という有限会社とその提携企業が、体調不良や悩みを取り除く霊的治療をうたってヒーリングサロンを全国で展開し、相談に訪れた人から多額の現金を集めていました。
勧誘した顧客に対して友人の勧誘やスタッフとして働くことを勧めて被害者間に共犯意識を持たせることで被害を拡大させました。
警察や国立大学の現職員や退職者も積極的に組織の活動に関わり事件に加担していたのです。
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神世界事件はヒーリングサロンを利用した詐欺事件
神世界は、千手観音教会という宗教団体の事業部が独立して2000年に設立された有限会社です。
代表取締役は日原易子、取締役は教祖の斉藤亨、その妻の斉藤葉子、飯窪参希江などでした。
神世界は、「えんとらんすわーるどヒルズ」「えんとらんすアカサカ」「スリートゥー1」「みろく」「びびっどとうきょう」などの傘下企業を通して、全国に130ヶ所以上のヒーリングサロンを運営していました。
主に、神世界行われた詐欺は霊感商法と言われる詐欺となります。
神世界事件の手口は女性を狙った事件
神世界の霊感商法の手口は次のようなものでした。
ターゲットを女性に絞り、高級住宅街や高級マンションなどにサロンを開き、「ココロ&カラダをデトックスでスッキリ」などと銘打って参加者を集める。
初回の体験ヒーリングは1000円と安くし、雑談の中からホット・リーディングやコールド・リーディングを駆使して顧客に対してマインド・コントロールを行う。
顧客が信用した頃合いを見計らって宗教行事への参加や宗教関係の高額商品(お守りやライセンスなど)を売りつける。
顧客に友人や知人の勧誘やスタッフとして働くことを勧めて被害者間に共犯意識を持たせる。
顧客が宗教に対する懐疑心を抱いた場合には、「警察官や大学准教授も認め推奨している企業」であり「宗教団体ではない」と強調していました。
神世界事件の霊感商法とは?
霊感商法とは、宗教団体や個人が、占いや霊視、ヒーリングなどの霊的な力を持っていると称して、相談者に対して高額な料金や物品を要求する商法のことです。
霊感商法では、相談者に対して次のようなことを言って騙します。
相談者には悪霊や呪いが取り憑いていると言って恐怖心を煽ったり、幸運や成功が訪れると言って期待感を高めたりします。
相談者には、自分たち以外には相談できないと言って孤立させ自分たちの教えや商品が必要だと言って依存させる。
相手を信用させた上で、行う悪質な霊感商法に騙された人は数が非常に多いと言われています。
有名な霊感商法は?
霊感商法と言うのは、詐欺としては非常に有名な部類になり、今までにも多くの詐欺団体が存在してきた歴史があります。
その中でも有名なものを一部紹介しておきます。
世界平和祈願会という宗教団体が、信者や一般人に対して霊視鑑定を行い、先祖の因縁や悪霊の祟りなどを理由に高額な祈祷料や供養料を要求する商法です。
この団体は、2018年に組織的詐欺罪で逮捕されました。
法の華三法行という宗教団体が、信者や一般人に対して霊視鑑定を行い、水子や先祖の霊が苦しんでいると言って高額な供養料や寄付金を要求する商法です。
この団体は、2000年に解散命令を受けました。
神道大成教という宗教団体が、信者や一般人に対して霊感商品や祈祷サービスを販売する商法です。
この団体は、2019年に組織的詐欺罪で逮捕されました。
これまでには、神世界以外にも多くの霊感商法を用いた団体が存在しているのですが、その手法に注目してみると、ほとんどが似ているものであると考える事が出来ます。
つまりは、情報を頭に入れて注意しておけば避ける事が出来ると言う事でもあるのです。
霊感商法は副業にしてはいけない理由
神世界事件などの霊感商法は副業になりえません。
霊感商法は、詐欺罪や組織犯罪処罰法違反などの重大な犯罪行為です。
霊感商法に関与した場合には、逮捕や起訴、有罪判決などの刑事責任を問われる可能性があります。
また、霊感商法は、相談者に対して多額の金銭や物品を騙し取るだけでなく、精神的にも苦しめる非人道的な行為です。
霊感商法によって被害者やその家族がどれほどの苦しみを味わったかを考えると、副業として行うことは絶対に許されません。
副業として選ぶべきは、合法的で倫理的で社会的に有益なものです。
霊感商法は、副業としてではなく、犯罪として認識するべきでしょう。
神世界事件の容疑者と逮捕者
神世界事件で逮捕された容疑者は次の通りです。
- 斉藤亨(教祖・神世界取締役)
- 斉藤葉子(教祖の妻・神世界取締役)
- 日原易子(教祖の母・神世界代表取締役)
- 飯窪参希江(教祖の姉・神世界取締役)
- 杉本明枝(えんとらんすアカサカ元経営者)
- 吉田澄雄(元警視・神世界スタッフ)
- 竹市幸子(元北海道大学准教授・神世界スタッフ)
斉藤亨という人物は、神世界という宗教団体の教祖であり、霊感商法事件の主犯です。
神世界は、斉藤亨が1990年に創設した新興宗教で、神道や仏教、キリスト教などの要素を取り入れた教義を持ちます。
斉藤亨は、自分を「神の子」と称し、信者から絶対的な崇拝を受けていましたが、実際には金銭欲や権力欲に満ちた詐欺師でした。
このように、斉藤亨という人物は、多くの人々にとって忌み嫌われる存在です。
神世界事件の刑罰
神世界事件で裁判が確定した被告人とその刑罰は次の通りです。
- 斉藤亨(懲役4年6月)
- 斉藤葉子(懲役3年6月)
- 日原易子(懲役3年6月)
- 飯窪参希江(懲役3年6月)
- 杉本明枝(懲役2年6月執行猶予4年)
- 吉田澄雄(懲役2年執行猶予4年)
- 竹市幸子(罰金100万円)
詐欺に直接的に関わっている中心人物については、全てが逮捕されており刑罰を受けています。
事件の規模も非常に大きなものだった為、刑罰も重いものになった事件でもあるのです。
神世界事件に関わった著名人について
神世界事件に関わった著名人は次の通りです。
三田佳子(女優):神世界のサロンに通っていたことは否定していますが、旧宅を売却した理由も神世界とは関係ないと主張しています。
しかし、旧宅の売却価格が市場価格よりも高額だったことや、神世界の教祖である斉藤亨と面識があったことなどが疑惑を深めています。
佐々木希(モデル):神世界のサロンに通っていたことを認めており、霊感商品や祈祷サービスを受けていたことも明らかにされました。
しかし、神世界の教義には興味がなく、単にリラックスするために通っていただけだと述べています。
石原さとみ(女優):神世界のサロンに通っていたことを否定していますが、報道された写真も本人ではないと主張しています。
しかし、報道された写真が本人であることを証明する証拠が存在することや、神世界の信者である友人から勧誘されていました。
このように、神世界事件に関わった著名人は、それぞれ異なる態度や反応を示しているのです。
神世界事件は、日本社会に大きな衝撃を与えた事件ですが、まだ完全に解決されていない部分も多いようです。
神世界詐欺事件の被害者
神世界事件の被害者は、神世界やその関連企業から高額な料金や物品を要求された人々です。被害者の数は約1万人と推定されています。
神世界事件の被害者は、主に女性や高齢者が多かったと言われています。
神世界は、女性にターゲットを絞って、占いや癒し、セラピーなどのキーワードでヒーリングサロンを宣伝していました。
また、高級住宅街や高級マンションにサロンを開いて、地域の主婦層を取り込んでいました。
女性は、男性よりも占いやヒーリングに興味があるという偏見や、体調不良や悩みを抱えているという弱みにつけ込まれて、神世界に騙されやすかったのでしょう。
高齢者も、神世界事件の被害者に多く含まれていました。高齢者は、孤独や不安を感じていることが多く、神世界のサロンで友人や仲間を見つけたり、教祖やスタッフから優しくされたりすることで心を開いてしまったのでしょう。
また、高齢者は、自分の健康や家族の幸せを願って、神世界の霊感商品や祈祷サービスに惹かれてしまったのでしょう。
- 佐藤美奈子(仮名・40代女性):神世界から約3000万円を騙し取られ、自殺未遂を起こした。
- 山田恵子(仮名・30代女性):神世界から約2000万円を騙し取られ、夫と離婚した。
- 鈴木洋子(仮名・20代女性):神世界から約1000万円を騙し取られ、親族から借金した。
神世界事件の被害額は、様々な情報源によって異なる数字が報じられていますが、おおよそ100億円から180億円の間と推定されています。
被害者の数も正確には分かっていませんが、約1万人から4千人以上とされています。
一部の被害者は、神世界に対する損害賠償請求訴訟を起こし、和解や勝訴によって一定の金額を回収することができましたが、多くの被害者はまだ全額を取り戻せていません。
神世界事件は、日本で最大規模の霊感商法事件として知られており、多くの人々に経済的な被害だけでなく、精神的な苦痛や社会的な孤立も与えました。
ある被害者は、神世界のサロンに通っていたことで、約1000万円ものお金を失ったと訴えています。
彼女は、「霊感商品や祈祷サービスを買わないと、家族や自分が不幸になると言われて怖くなってしまった」と語っています。
彼女は、神世界に対して損害賠償請求の裁判を起こしましたが、「教祖にちゃんと謝罪してほしかった」と悔し涙を流しました。
ある被害者は、神世界のサロンで働いていたことで、精神的に追い詰められたと訴えています。
彼は、「教祖や幹部から常にノルマを課せられて、売り上げが伸びないと罵倒された」と語っています。
彼は、神世界から抜け出すために自殺未遂を起こしました。
ある被害者は、神世界のサロンに勧誘されたことで、友人や家族との関係が壊れたと訴えています。
彼女は、「友人から神世界の商品やサービスを買うように強要されて、断ると仲間外れにされた」と語っています。
彼女は、神世界に関わったことで多くの人間関係を失いました。
このように、神世界事件の被害者は多くの苦しみや損失を経験しました。
神世界事件の被害者団体
神世界事件の被害者は、自分たちの声を届けるために被害者団体を結成しました。
被害者団体は、次のような活動を行っています。
神世界やその関連企業に対する損害賠償請求訴訟を起こし、場合によっては刑事告訴や告発をしています。
また、神世界やその関連企業の活動を監視し、新たな被害者を防ぐ。
神世界やその関連企業の元スタッフや元信者から情報を集める。
被害者同士の交流や相談会を開く。
メディアや行政機関と連携して社会的な問題提起を行う。
神世界事件2次被害
神世界事件では、被害者だけでなく、被害者の家族や友人なども2次被害に遭うことがありました。
2次被害とは、次のようなものです。
- 被害者が勧誘した家族や友人も同様に高額な料金や物品を要求される。
- 被害者が借金した家族や友人も返済を求められる。
- 被害者が離婚した配偶者や子供も生活費や養育費を受け取れなくなる。
- 被害者が自殺した家族や友人も遺族として苦しむ。
詐欺事件が終わったと思った所で、その情報を知った別の詐欺師が様々な手法で声をかけてきます。
二次被害は防ごうと思えば防げるものでもあるので、絶対に騙されないよにしなくてはなりませんね。
神世界事件が社会に与えた影響
神世界事件は、日本社会に多大な影響を与えました。神世界事件の影響とは、次のようなものです。
霊感商法の実態や危険性が広く知られるようになった。
現職の警察官や国立大学の准教授が神世界に関与していたことが発覚し、社会的信用や公務員倫理に関する問題が浮上したのです。
神世界に関わった著名人や芸能人が多数報道され、そのイメージやキャリアに影響を受けました。
神世界の教義や商品には神道や仏教、キリスト教などの要素が取り入れられており、それらの宗教団体や信者に対する誤解や偏見を生みました。
神世界事件は、霊感商法やカルト宗教の問題を改めて浮き彫りにし、被害者支援や予防策の必要性を訴える声が高まったのです。
被害者の救済や予防のための法律や制度が整備された。
神世界事件から学ぶべき教訓
神世界事件は、私たちにとって重要な教訓を残しています。
- 霊感商法には絶対に関わってはいけません。
- 霊感商法に遭った場合にはすぐに相談しましょう。
霊感商法に勧誘された場合には断固として拒否することが重要です。
また、サロンやセミナーだと言われて誘われて参加してしまい、知らないうちに霊感商法の餌食になってしまっている事もあるので、誘いを受けた場合は、あらかじめ霊感商法に対する警戒もしておくべきでしょう。
まとめ
神世界事件とは、2000年代に日本で起こった霊感商法詐欺を中心とした一連の疑惑や事件のことです。
神世界という有限会社とその提携企業が、体調不良や悩みを取り除く霊的治療をうたってヒーリングサロンを全国で展開し、相談に訪れた人から多額の現金を集めていました。
勧誘した顧客に対して友人の勧誘やスタッフとして働くことを勧めて被害者間に共犯意識を持たせることで被害を拡大させました。
警察や国立大学の現職員や退職者も積極的に組織の活動に関わり事件に加担していたのです。
この事件は日本で最大規模の霊感商法事件とされており、社会的信用を持つ職業に就いている人間が組織に関与していたことや、宗教団体ではないと主張していたことなどが注目されました。
この事件は、私たちに霊感商法の実態や危険性を知らせるとともに、被害者の救済や予防のための法律や制度の必要性を訴えるものとなったのです。
霊感商法は今でも騙される人が多い詐欺でもあるので、気を付けなくてはなりません。
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